2014年08月07日

バンド「わいでんねん」のファースト・フルアルバム発売!

waichaunen250.jpg三好亮、武田真面虎~改め兄貴~のバンド「わいでんねん」のファースト・フルアルバムがiTunes,Amazon他、音楽ダウンロードサイトにて本日一斉に発売開始されました!
今回からプロデューサーだった私KUMAが参加して、作曲もしています!

今回のアルバム、ビートルズ好きな音楽ファンには堪らない小ネタがちりばめられており、ビートルマニアをニッコリ笑顔にさせる事間違いなし!

三好&兄貴から私KUMAへ、デモが持ち込まれたのは1年以上前になります。
デモの段階でオリジナリティーに溢れた曲の数々に圧倒されましたが、それと共にビートルズへのオマージュが随所にみられ、しかも、ジョージハリスンへのオマージュが主軸になっていて、私のマニア心は大変くすぐられました。

そこで、プロデュースにあたり、ジョージの作り出すサウンドの神髄を掴むべく、ジョージのソロアルバムを買い揃え、聞き倒しました。

ジョージの十八番といえばスライドギターなので、オープンチューニングで数曲トライしています。

それでは各曲の解説をしていこうと思います。


ガイコツのバラード - WAIDENNEN
[iTunes] ガイコツのバラード - WAIDENNEN

兄貴氏作曲の独特な曲です。デモでは中間のSEパートは空白だったそうです(笑)それを三好くんが埋めたそうです。作り方までビートルズ「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」と同じかよ!と笑いましたが、さらにマル・エバンスばりに1、2、3~とカウントが入っていたあたりは「そりゃマニアックすぎるよ~」と思いつつ、ミックスで使用しました。
ミックス中、バスドラの「ドン、ドン、ドン」というリズムを聞いていたら思わず「マザー・ネイチャーズ・サン」の様なアコギを入れたくなりました。「トゥー・オブ・アス」」「アナザーデイ」もそうですが、ポールの牧歌的な曲はいいですね。

兄貴氏の歌詞にはたびたび「船」が出てきます。この曲での船出のイメージは1曲目にとても相応しく、まるで、ビートルズがリバプールの港から出ていく様です。
曲は未来に向かって進行していきます。中間のSEパートは頭の船のSEに続くタイムマシンです。船、馬、汽車、車、都市建設、戦争と、時代が目の前を通り過ぎていきます。
最後はロケットで地球を飛び出してしまいます。このロケットは4曲目の「Crime」に引き継がれます。


有給休暇 - WAIDENNEN
[iTunes] 有給休暇 - WAIDENNEN

三好くんの曲です。原曲は5~6年前に聞いていて、いい曲だと思っていたので、今回リブート出来てうれしいかぎりです。
もしかして、知らない人もいるかもしれないので野暮だとは思いますが一応記しておきます。こればビートルズ(ジョージハリスン)「オールド・ブラウン・シュー」のリスペクト曲です。
ハメを外してそのまんまやってます!ピアノ、ベースはポールになりきり、スライドギターはジョージになりきりました。
しかし三好くんのつくるギターリフは天才的ですね。ジミーペイジ並の才能だと思います。
ジミーペイジといえば途中のリードギターは自分が弾いていますが、レッドツェッペリンの「ホットドッグ」のヘタうまリードギターを模倣しております。


Maybe of Secret Night - WAIDENNEN
[iTunes] Maybe of Secret Night - WAIDENNEN

「今回はフルアルバムにしよう!」という私の要望に応えて三好くんが追加で書いてくれた曲です。ジョージハリスンの独特のコード進行を感じさせる、マニアをニヤつかせる曲です。(自分もニヤつきました)
これはどう足掻いてもスライドギターしか合いません。グランジっぽくハードに仕上げましたが、結果はやっぱりジョージでした。(笑)
ベースはジョージの曲になると弾きまくってしまうポールをリスペクトして、ハイトーンを弾きたおしています。リードギターは前半は三好くん、後半は私です。間奏のコードがピンクフロイドの「Wish You Were Here」っぽかったので、ギルモアになりきって弾いてます。
サビ前の4声コーラスは歌詞を見ながら聞いたら怖いです。


crime - WAIDENNEN
[iTunes] crime - WAIDENNEN

私KUMAが提供した曲です。三好くんから「A面4曲目を是非」と言われて、A面4曲目の意味を熟慮して作った曲です。つまり「アイ・アム・ザ・ウォルラス」です。「アイ・ウォント・ユー」でもあり、ジョンの特等席であります。
ジョンらしさといえば、誠実に戦争やテロと向き合わなければなりません。それでいて、「アイム・オンリースリーピング♪」「アイム・ソー・タイアード♪」と、ぐうたらな矛盾する自分もさらけ出さねばなりません。
今回はジョンへのオマージュとして、誰もが持っている赤裸々な心象をテーマにする事にし、ベトナム戦争から始めて、現在のシリア内戦までのラジオニュースを集め、コラージュする事にしました。
「ガイコツのバラード」から引き継がれたロケットは輝かしい未来へ向かって飛び立ちます。しかし、その裏で飢えて苦しむ人々がいるのです。その矛盾を抱えながら我々は生きています。その事を率直に歌にしました。
エンディングが唐突に終わるのは「アイ・ウォント・ユー」へのオマージュと同時に、まだ続きがあるという事を表現しています。


時間 - WAIDENNEN
[iTunes] 時間 - WAIDENNEN

兄貴氏の曲です。レコード時代で言うと、ここからB面になります。A面にハードな曲が並んでいたので、B面はポップな感じを意識しました。曲順はあらかじめ三好くんが決めていたので、そういう意図が若干あったのだと思いますが。
ポップな感じというのは、リズムがスタッカート気味に跳ねてギターも歯切れがよくするのですが、そこで参考になったのはザ・ポリスの「ゼニヤッタ・モンダッタ」です。
あのドラムの歯切れの良さは他に聞いた事がありません。
ポップなベースは完成後に思いついて録音し直しまして、デモと全然違うので三好くんに怒られるかな~と思っていたのですが、意外にも喜んでくれてよかったです。
アコギの間奏が思ったより評判が良いので驚きました。特に苦労もなくパッパと弾いたので、何を意図したかは全然思い出せません。
しかし、兄貴氏の歌詞はいいですね。言葉が気持ちいい。たぶん男にしか分からない忘れ去られたロマンみたいなものかもしれない。


雨だれ - WAIDENNEN
[iTunes] 雨だれ - WAIDENNEN

連続の兄貴氏曲です。ビブラートを聞かせたエレピは雨だれの音を表現しています。テンションコードが効いていて、とても気持ちいい曲です。
間奏はコード指定だけしてあって、ピアノで弾いてみたらストリングスのメロディーが頭に浮かんできて、慌てて録音したのを覚えています。
たぶん、コードがバカラックっぽかったので、バカラック風メロディーが自然に出てきたのだと思います。
この曲で苦労したのはアルペジオギターです。コードを分解して、なるべくテンションラインをなぞりつつ、単体で聞いてもメロディアスなフレーズを計算して弾いてます。
サビの歪んだベースは三好くんのアイディアですが、なるほどベンフォールズもバカラック好きですしね。合うのは必然です。
しかし、この曲、歌詞だけ読むと...まあいいや。


123 - WAIDENNEN
[iTunes] 123 - WAIDENNEN

三好くんの曲です。3.11の震災についての曲ですが、あまりにポップな為、誰も気づかないかもしれません。
イントロはビートルズの「アンド・ユア・バード・キャンシング」のオマージュです。
ある日WOWWOWを見てたら、「アンド・ユア・バード・キャンシング」のイントロを一人で弾く男が出てきて、笑ってしまい、自分もやりたくなってしまったのです。
で、練習してる途中で、1回で弾こうが、重ね録りしようが、聞いてる人には分からないという事に気が付いて(笑)練習をやめました。
ベースはビートルズというよりはXTCの「メイヤー・オブ・シンプルトン」を目指しました。なのでラッパは入れたくなかったのですが、完成後に試しで入れてみたところ、サザンオールスターズみたいなラテン系になって、パワーがあっていいかな、と採用する事にしました。
右から聞こえるピアノは三好くんのプレイです。それに応えてレスポンスする左のピアノは自分です。よく聞くとピアノで会話しているのです!(笑)


たどり着く果て - WAIDENNEN
[iTunes] たどり着く果て - WAIDENNEN

兄貴氏の曲です。とにかくかっこいい言葉を並べたそうですが、素晴らしい完成度です。
これも男のロマンじゃないでしょうか。
この曲を聞いた時、イメージしたのはリバプールの船乗りの男たちが集う酒場です。
三好くんの歌い方も素晴らしい。ちゃんと酒くさく歌っている。
それから三好くんのギターリフもすごくいい!
あれこれアレンジしている段階で、XTCのコリンが書く様な曲だなあ~、「スカイラーキング」に入ってそうだよなあ~、と思ったら最後、アコースティックアレンジに突進してしまいました。
「ガイコツのバラード」で旅立った末の「たどり着く果て」という事で、一旦アルバムは終演です。


春の日に - WAIDENNEN
[iTunes] 春の日に - WAIDENNEN

最後、アンコールを飾るのは三好くんの曲です。これも歌詞が素晴らしいです。「僕の小さな日々」なんてぐっときます。
これは三好くんの傑作なので、ちゃんと作らないといけないと思い、1回完成したものを全部ボツにして、テイク2で完成させました。
テイク1は飛ばしすぎて、若干派手気味だったのです。なるべく抑えて芯から離れない演奏がこの曲には合っていました。そのおかげで、間奏後の解放感がうまく出ました。
間奏のハープシコードは三好くんによるビートルズ「イン・マイ・ライフ」のオマージュ(というかジョージ・マーティンへのオマージュかも?)で、そこにストリングスを重ねる事に相当迷ったのですが、あそこでバーンと入ってくるストリングスの気持ちよさの誘惑には勝てませんでした。
エンディングはあれだけビートルズへのリスペクトを詰め込んでいたにも関わらず、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」で終わるというオチでシャンシャンです!(笑)
(これはビートルズの最後のアルバム「レットイットビー」を蹴落として「明日に架ける橋」がグラミーを取ったシャレって事で!)


以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回のアルバム、是非聞いてみて下さい!
>>iTunes store わいでんねん「わいちゃうねん~センチメンタル」
posted by kuma at 03:47| 音楽制作 | 更新情報をチェックする

2014年04月02日

スケルトン娘。「アドベンチャープールへ行こう☆」iTunes・Amazon販売開始!

suke01_500.jpgスケルトン娘。3rdシングル「アドベンチャープールへ行こう☆」がiTunesならびにAmazonでダウンロード販売始まりました!
★itunesはこちら
★Amazonはこちら
posted by kuma at 22:16| 音楽制作 | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

「スケルトン娘。」新曲完成!!

suke01_500.jpg
「スケルトン娘。」の3rdシングルがmonster.fmから先行ダウンロード販売しております。「3rdシングルはバンドで!」とプロデューサー「SUSU」氏からお願いされて早2年。自分の曲なら早く作業できるのですが、今回は他人の曲(SUSUとミカリン)、ミカリンにいたっては曲のつくり方から教えなければならないという、恐ろしくハードルの高い作業でした!

依頼された頃は、AKBの「ギブミーファイブ」が出た後くらいで、「SUSU」は「ブルーハーツ」や「ブランキージェットシティ」的なサウンドを想定していたと思うのですが、自分は「ギブミーファイブ」の様なホーンセクションをやってみたくて、トライしました。が、ホーンと歪み系ギターの相性が悪くて困り果ててしまいました。

それで、今まで長年使ってきたYAMAHAO2R(ミキサー)に限界を感じ、PROTOOLSに完全移行する決心をしたのですが、これが大変で...(涙)。
PCはハイスペックにしなきゃいかんわ、OSは64Bitにしなきゃならんわ、HDは高速化しなきゃならんわ、サウンドボードやらMIDIまわりやらUSBボードやら...。

次にWAVESなどのプラグインを買いあさり、音源も海外から入手しまくり、やっと環境が落ち着いた訳ですが、新しい環境は「拘束具のとれた暴れ馬」のごとく統制がとれず、調教に数か月を費やしてしまいました。
結果、甲斐あってブラスサウンドはギターとうまく分離してくれて、ドラムの立ちも良くなり、迫力あるサウンドになりました!

それでは、各曲について解説していこうと思います!

「アドベンチャープールへ行こう☆」
プロデューサー「SUSU」がバンドっぽい曲というコンセプトで、弾き語りで送ってきた曲です。
「ブルーハーツ」っぽい曲でしたが、昔「SUSU」が「バッハのカノンが好き」と言っていたのを思い出しまして、分数コード化して「カノン進行」にしました。
最近のJ-POPは「カノン進行」だらけで、うんざりですが、装飾コードをふんだんに使って、差別化を図っています。

さらに差別化する手段として、8ビートで、横のりの気持ちよさ(ビリージョエルの「マイアミ2017」みたいな)を追及したシンコペーションたっぷりのブラスとギターを入れたのですが、イメージと違ったのか、みなさんに不評だったのでギターは縦のりに修正しました。(ブラスのシンコペは残ってますが)
さらにデモでは出だしがレッドツェッペリンの「ロックンロール」のドラムパターンのパロディーになっていたのですが、「SUSU」のアイディアでギター弾き語りになりました。これはまあ良くなったと思います。

しかし、おかげで自分がつくったギターリフのイントロが無くなったので、尻に長めにつけました!(爆)
リードボーカルの担当は決まっていなかったのですが、3曲そろった時点の会議でメンバー3人で割り振ろう
という事になり、おまけに各自で自分の歌う曲の歌詞もつくるという事になりました。
あとで送られてきたアドベンチャーの歌詞はキャッチーな上、大変曲に合っていて、この時点でA面決定でした。
歌、作詞、曲、アレンジ、コーラス等、それぞれの担当がベストな仕事をした結果の賜物だと思います。

「スプリング*マン」
これは自分が作曲しました。作る予定ではなかったのですが、ミカリンが1曲つくる事になっていたので、出来なかった場合の予備として作っておいたものでした。
あとで、この曲を使えばメンバー3人でそれぞれリードボーカル担当って企画が出来るな...と思い、提出する事にしたのですが、アレンジがうまくいっていないので、提出を後悔しました。
プロデューサー「SUSU」に談判して取り下げようとしたのですが、断られました...(爆)

もともとピアノで作曲したので、ピアノの録音はさくっと終了したのですが、ギターを録音するのにはかなり手間取りました。コードが多すぎる...覚えられないし!(涙)
途中で何度も挫折しそうになりました。作曲者の馬鹿野郎。

結局、最終的に歌詞を書いてもらい、Tuchyさんのおかげでなんとか仕上がりました。ありがたいかぎりです。

「シャボンだま。」
今回のプロジェクトはメンバーの「次回作はバンドサウンドで」という提案から始まりました。ミカリンが曲をつくると言うので、待っていたところ、送られて来たのはワンコードのテクノハウスでした(爆)。

ワンコードのテクノハウスは自分の好物ですが、とりあえずコンセプトと真逆なので(笑)、コード進行から教えることになりました。最近はコード進行を作って「Band In A Box」というソフトにコード入れれば、自動でアレンジしてくれます。
(自分も「Band In A Box」みたいなもんですが...)

いいものが出来るまで何度も曲を送ってもらって、やっと使えそうな曲が届いたので、これで行く事にしました。感じとしてはストーンズやトーキングヘッズ、ジャーニーなど80年代のロックの香りがしていましたので、イントロはホール&オーツ風にしました。(笑)
エンディングはU2風味のギターを入れて完成です!

最初はどうなる事かと思いましたが、なんとか完成しました!(汗)

曲はこちらでダウンロード販売しています!
https://monstar.fm/skeletonmusume/
iTunes,Amazonの方は申請中ですので、もう少しお待ち下さい!
posted by kuma at 01:15| 音楽制作 | 更新情報をチェックする
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